「中小企業の活性化と兵庫県経済の再編・発展」のタイトルで県立大学の加藤恵正教授からご講演頂きました。

先生のお話で印象的だったのは、人手不足が顕在化しつつある状況において、中小企業の人材確保も大きな課題であるが、働く側から企業に求めるのは、賃金や休日等の待遇面だけでなく、社長のリーダーシップ→すなわち社長が社員とコミュニケーションを積極的に取って、会社として今何を目指しているか、社長としてどうしていきたいと思っているか、社員一人一人に対して何を期待しどう評価しているか(いいところを褒めて評価する)などがきっちり伝えられ、共有されていることを求めているという話を、中小企業白書などのデータから説明されました。実際に教授がご存知の会社の社長が毎日のように社員一人づつと飲みに行っている会社の離職率が非常に低いという事例も紹介されていました。
もっと学生が中小企業へのインターンシップで深くその企業や社長を知り、共感できるかどうか判断できる体験の場を提供できるように、地元就職やUターン就職の促進策として県がもっと支援を強化することが大事になると思います。

あとは、中小企業支援として起業支援も含めることの重要性を訴えられ、起業の分野は産業の新陳代謝やイノベーションを起こしていく上でも重要なのでもっとフォーカスすべき、との指摘に私も前々からそのように感じていたので、県の起業支援策についても新しい発想、起業者のニーズにマッチした取組みをもっと模索する必要があります。

勉強会場のラッセホール前のバラ園が満開で、きれいでした。