農政環境常任委員会の但馬・丹波地域の3日間にわたる視察の最終日の最後に訪問したのが丹波市の兵庫パルプ工業のバイオマス発電施設です。

バイオマス発電とは、バイオマス=「太陽エネルギーを蓄えた生物体」を燃焼させて発電をするもので、バイオマスの燃焼によってCO2が発生しますが、そもそも植物が光合成によって大気中から吸収したCO2が排出されるものなので、同種の樹木を育成すれば地球上のCO2は増加せず、化石燃料の使用を抑えバイオマス燃料を使用すると地球温暖化防止に大きな効果があります。

兵庫パルプ工業では、パルプを製造する工程で発生する黒液を燃料に活用するとともに、住宅廃材や原料チップにならなかったチップ類も活用しながら発電することで、丹波の工場だけで約16万4千世帯分の電力(79,700KW)を発電しています。

バイオマス発電の課題はバイオマス燃料の確保と言われていますが、木材チップを原料に使用するパルプ工場だけに、チップの製造工程で出る廃材が大量に確保できるそうで、兵庫パルプ工業さんはその課題はクリアされていました。